幸区にお住まいで相続税の相談をお考えの方へ

相続税申告では、申告書とその他の必要書類を税務署に提出することになります。

申告書を作成するためには、亡くなった方の遺産と、その評価額を明らかにしなければなりません。

例えば銀行預金であれば残高証明書を、不動産であれば固定資産税評価証明書を、自動車であればご自分で中古車価格を調べるなどして、遺産の価値が分かる資料を用意しなければなりません。

また、亡くなった方や相続人の方の戸籍も提出しなければなりませんが、戸籍の収集に予想外の時間と手間が掛かるケースもあります。

税理士に依頼すれば、煩雑な資料集めから申告書の作成・提出まで、一貫して任せることができます。

相続税の申告をする際、意図的でなくとも遺産を過少に申告してしまうと、後から税務署の調査を受けて、加算税などのペナルティーを課せられるケースがあります。

逆に遺産を過大に申告して、相続税を払い過ぎてしまった場合、税務署がそのことを教えてくれることはありませんし、払い過ぎた税金があったら自発的に返してくれることもありません。

そのため、相続税申告をする際には、相続財産の価値について過不足なく税務署へ申告することが必要になります。

相続税の申告を適切に行うためには、税理士に相談・依頼されることをおすすめします。

相続税申告においては、遺産の評価額を下げたり、税額を控除したりすることで、支払うべき税金の額を抑えられる制度が存在します。

こうした制度は相続税を納める側にとって大変有益なものですが、適切に活用しないと、⑵で挙げたような不適切な申告になってしまうおそれがあります。

普段から相続税申告に関わっていない方にとっては馴染みの無い制度が多いため、活用を検討される際には税理士に相談されることをおすすめします。